 |
過去の山々の写真を前に語られる竹下さん |
今日、こちらに大きなパネルを用意していただきました。私もこちらにきて初めて見たのですが、一番左手、約80年前の長久手(ながくて)と書いてあります。
一昨年、行われました愛・地球博の会場があった長久手です。
約80年前には、こんなに荒れ果てていたのかと思うと私もここに来てびっくりしました。とても想像ができないくらい、今は美しい里山になっています。これは、たくさんの先人の努力が今の里山をつくっているんだと思いました。
この愛・地球博を通じて、私は日本館の総館長という仕事をさせていただきました。環境について、自然の美しさ・大切さについて大変たくさんの勉強をさせていただいております。
それから、また、昨年の夏は、北海道の富良野に参りまして、北海道の富良野は、テレビドラマの『北の国から』で二十数年間私が通っていたところです。そのご縁もあり、倉本聰さんが、今、『富良野自然塾』という形で森づくりの活動を行っており、そのお手伝いを私もしておりまして、息子たちと一緒に植林をしました。
ゴルフ場として開発されたフィールドを、できるだけ自然な富良野の森に戻そうという50年先を見据えた活動をしております。
 |
植林やインストラクター活動にも熱心な竹下さん |
そして、もう一つは子どもたちのための環境教育のプログラムがあります。そちらにも私はインストラクターとして、子どもたちと一緒にキャンプをしながら、地球の話、森の大切さなどをお話ししてきました。
最初に会ったときに比べると、3日ほどで子どもたちは瞬く間に『野生化』をしました。裸足が好きになって、目がきらきらと輝いてきました。そういう機会ができるだけ増えるといいなあと私自身も思いましたし、森の大切さを改めて感じました。
その富良野のフィールドの片隅に石碑が建っています。その石碑には、「地球は子孫からの預かりもの」と刻まれています。アメリカ先住民の言葉だそうですが、私たちの先人たちもかつてはきっと同じ思いがあったと私は思います。
美しい森をできるだけよい形で、これから私たちも全国推進会議のみなさんと力を合わせて、次の世代の子どもたちに是非引き渡していきたいと思います。そのために活動をしていきたいと思います。