森林(もり)は、私たちのくらしの 礎(いしずえ)です。
それは今も昔も、未来も変わりません。 森林は、水をかん養します。生活に必要な基礎素材を持続的に生産します。心身を癒してくれます。伝統文化を育んできました。ふるさとの風景をつくります。多様な生き物たちのすみかです。二酸化炭素の吸収源として、地球温暖化防止の役割もクローズアップされてきました。
緑の多様な働きのすべてを市場価値で計ることはできませんが、私たちが生きていくうえで欠かすことのできない人類共有の財産です。
しかし、その緑が活力を失いかけています。
先人たちの努力により、今も国土の7割近くが森林に覆われていますが、木々の手入れ不足が目立ってきました。山村の人口が減り、森林の働き手も足りません。せっかく育てた木材も使われずに放置されています。里山の野生動物にも異変が起こっています。
どうしたら、美しい森林を再生できるのでしょう。
みんなで知恵を出し、行動を開始しなければなりません。森林づくりに励む人々に、元気を取り戻してもらいましょう。都市住民・企業も に目を向けましょう。生活に木を取り込み、森林のくらしを見直しましょう。
豊かな森林の恵みを引き出し、科学技術と自然が共存する新たな文化とライフスタイルを築くために、「伝えたい木の文化、残したい美しい森」を合言葉に次のような行動に取り組みたいと思います。
美しい森林(もり)づくりのための行動宣言|美しい森林(もり)づくり全国推進会議
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